マイナスイオンシャワー


樹齢400年。日本人がチョンマゲつけて、馬に乗ってるころからこの木は生きている。この木々から見たら人間なんてちっぽけな存在だ。
砂利道を二時間近く運転してやっと会えた。ブナの親玉。
今日はこの旅のメインディッシュ白神山地を回った。
ブナの林を抜けて小川をさかのぼると滝が現れる。
遊歩道はけして楽な道のりではないはずなのに、自然と力が沸いてくる。
結局、終点の折り返し地点まで登りきり、最終滝壺でマイナスイオンを浴びまくってきた。
しかも帰りはわざわざ遠回りしてブナ林を満喫してしまった。無理やり連れまわしてゴメンナサイ…。
神々が宿る森。なにか不思議なパワーを感じた。もののけ姫に出てくるコトダマを夕暮れの森のなかに見たような…。
オレを引っ張っていってくれたのも、もしかして…?