カラスA

小学校の学芸会を思い出した。
初めての役はカラスA。セリフは少なかったのに噛んだ気がする。
こんな時の配役はできるだけセリフが短く、出番が少ない役を選んでいた。
何ヶ月も前から練習してリハーサルして、衣裳を選んで…。でも実際本番になるとアッと言う間に終了。
スポットライトに照らされて、力一杯セリフをしゃべって、ハケる。
コマギレだったリハーサルがやっと全部つながったところを見るとちょっとの感動と達成感が得られた。
結婚式の準備も似ている。
なにか懐かしい感覚が蘇る。本番までの不安感と期待感。学芸会の意義は指導要項になんて書いてあるんだろう。
クラスの団結?父兄へのお披露目?自己表現の向上…?
置き換えると結婚の儀式は夫婦の団結とお世話になっている皆さんへのお披露目か?何か新しい自分が出てきたりするのかな。
大人の自覚か…?